フクオウソウ Nabalus acerifolius
 (品種) フクオウニガナ


フクオウソウ

分類
キク科 オオニガナ属 (フクオウソウ属)
植生環境
山地
開花時期
8-9月 林内 木陰
地域
東北以南
特記
 -
特徴
丈は35-100cm、全体に開出する長い毛が見られます。根生葉は6-10cmの円心形で3-7裂、長柄があります。茎葉は小さい。
頭花は円錐状に付き、下向きに咲きます。
小花は10-13個、舌状花の花冠は紫色を帯びた白色で、黒い状が入ります。総苞は狭筒形で総苞片は2列、長毛が見られます。
総苞などの毛のないものは、フクオウニガナと呼ばれます。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
長野県飯田市 長野市

フクオウソウ

頭花は下向きで舌状花はごく淡い紫色。 茎、花柄、総苞に毛が多く見られます。


フクオウソウ

葉は円心形で3-7列先は尖り長柄があります。茎葉も同形でやや小さく、翼のある柄があり、基部は張り出して茎を抱きます。


(品種) フクオウニガナ f. nipponica

フクオウニガナ

総苞などに毛が見られないものは、フクオウニガナと呼ばれます。