ノゲシ Sonchus oleraceus


ノゲシ

分類
キク科 ノゲシ属
植生環境
開花時期
3-7月 暖地では10-11月も咲く 道ばた 荒れ地 畑
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は0.5-1mほどになり、茎は柔らかく稜が見られます。葉は柔らかく15-25cm、羽状に裂け、不規則な鋸歯があり、基部は三角状に張り出して茎を抱きます。刺状の突起がありますが痛くありません。
頭花は茎頂に散房状に付き、径2cm、舌状花は多数、総苞は1.2-1.5cm、総苞、花柄、茎最上部や総苞にしばしば腺毛が見られます。
備考
エングラー : キク科
類似種
オニノゲシ : 全体にとげとげしく、葉は羽状に鋭く裂け、基部は丸く張り出して茎を抱く。
撮影地
千葉市

ノゲシ

田んぼまわりなど、日当たりの良い所で普通に見られます。早春から咲くものもありますが、茎がほとんど伸びない姿で咲くこともあります。


ノゲシ

頭花は2cmほど。午後は閉じてしまうことが多い。総苞片は4列程度確認出来ました。


ノゲシ

葉は柔らかで、縁にやや鋭い突起がありますが、痛くありません。下部では羽状に裂けますが、上部では卵形になることが多い。中央の葉脈は赤くなります。基部は三角状に張り出してしっかりと茎を抱き込みます。