イズハハコ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は25-55cm、下部の茎葉はロゼット状で5-13cmと大きく、長楕円形で円頭、鋸歯があり、翼のある柄があります。中部の葉は5-10cmの長楕円状倒披針形で鈍頭、基部は茎を抱きます。
頭花は茎頂に集まって付き、総苞は5.5mmで鐘形。舌状花はありますが、舌部を欠き、全て雌性、中央部分は筒状花で両性。

 

2017.5.6 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

イズハハコ-全体

株はある程度見つかりましたが、花茎を立ち上げているものは少なく、
まだ時期が早いようでした。(2015.11 静岡県)

イズハハコ-全体2

陽当たりの良い岩混じりの崖地などで見られました。
(2014.10 静岡県)

イズハハコ-全体3

春暖かくなって咲いたもの。少し印象が異なりました。
(2017.4 群馬県)

イズハハコ-花

中央は花が終わった花序、右下は蕾。それぞれ集散状に付く。
(2017.4 群馬県)

イズハハコ-花2

周辺は舌部を欠く舌状花で全て雌花、中央部分は筒状花で両性。
(2017.4 群馬県)

イズハハコ-花3

総苞片は広線形、縁はやや膜質のようで、3列くらいある。花柄とともに毛が多い。
(2015.11 群馬県)

イズハハコ-花4

花は終わっているようで、冠毛が伸び始めていました。
一緒に写っている果実は本種のものと思われます。(2014.10 静岡県)

イズハハコ-蕾

(2017.4 群馬県)


イズハハコ-実

別名「ワタナ」と言われる所以。
(2014.10 静岡県)

イズハハコ-葉

葉身は長楕円形、柄とともにへら形で鋸歯があります。
(2015.11 静岡県)

イズハハコ-葉2

葉表。一面に毛が見られました。
(2015.11 静岡県)

イズハハコ-葉3

葉裏。脈上だけでなく、葉の裏面全体に毛が見られました。
(2015.11 静岡県)

イズハハコ-葉4

ロゼット状の根生葉。この時期はこの状態のものが大半でした。
(2015.11 静岡県)

イズハハコ-茎

茎葉は茎を抱きます。茎にも毛が多く見られました。
(2014.10 静岡県)