キバナコウリンカ

top
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
コウリンカの黄花のようにも見えますが、別種。好石灰岩植物。
丈は30-40cm程度、茎にはくも毛があり、分枝せずに立ち上がります。茎葉にもくも毛があり、粗い鋸歯があって8cmほどの倒披針形で茎を抱きます。花期にも根生葉は残り、根生葉には柄があります。
頭花は、茎頂に5個ほど付き、径2.5-3cmほど、舌状花はやや反り返ります。総苞は長さ5-7mmで総苞片1列が綺麗に並びます。

 

2012.7.7 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3

キバナコウリンカ-全体

山頂直下の石灰岩の岩場下の斜面では、まとまって群れていました。
(2012.7 埼玉県)

キバナコウリンカ-全体2

花の大きさ等細かな点は違いますが、サワオグルマにも似た印象を持ちました。
(2012.7 埼玉県)

キバナコウリンカ-全体3

石灰岩の岩の割れ目などで綺麗に花を付けていました。
(2012.7 埼玉県)

キバナコウリンカ-花

頭花は直径3cm程度、舌状花はやや反り返ります。総苞片は1列。
(2012.7 埼玉県)

キバナコウリンカ-葉

葉は倒披針形、粗く不規則な鋸歯があり、しっかりと茎を抱きます。
葉面にくも毛が見られます。(2012.7 埼玉県)