オオハンゴウソウ / ハナガサギク

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
各地で大繁殖していて、駆除が進められています。
丈は1-3m、下部の葉は羽状に5-7深裂し、裂片に鋸歯があり、基部には柄があります。上部はしばしば鋸歯状で短柄があるか無柄。
頭花は枝先に1つずつ付き、径6cm、舌状花は10-14、筒状花は黄緑色で筒状に盛り上がります。
筒状花が舌状花に変化したものはハナガサギクと呼ばれます。

 

2016.8.7 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • ハナガサギク
  • 同2
  • 同・花

オオハンゴンソウ-全体

(2007.8 新潟県・旧妙高高原町)


オオハンゴンソウ-花

頭花は半球状です。写真のものは舌状花が8つしかありませんでしたが、ふつう10-14。
(2007.8 新潟県・旧妙高高原町)

オオハンゴンソウ-花2

筒状花は多数あり、全体が筒状に盛り上がっています。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオハンゴンソウ-花3

(2016.8 栃木県 旧・栗山村)


オオハンゴンソウ-葉

葉は羽状深裂
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオハンゴンソウ-葉2

葉表。粗い毛が散生。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオハンゴンソウ-葉3

葉裏。面にも脈上にも、粗い毛が多く見られました。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオハンゴンソウ-葉4

上部の葉は深裂しないものが見られます。
(2008.9 群馬県谷川岳)

オオハンゴンソウ-茎

(2016.8 栃木県 旧・栗山村)


ハナガサギク-全体

筒状花が舌状花に変化したものはハナガサギクと呼ばれます。従来は ver. hortensis とされていましたが、園芸改良種の逸失と判明したようです。(2015.5 久慈市)

ハナガサギク-全体2

(2016.8 栃木県 旧・栗山村)


ハナガサギク-花

(2016.8 栃木県 旧・栗山村)