ウラギク

top
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
海岸近くの湿った所などに多い植物。
丈は25-55cm、葉は6.5-10cmの披針形で基部はやや茎を抱きます。上部の葉は線形。
頭花は緩い散房状に付き、径約2cm、総苞は筒形で総苞片は3列で外片は披針形。

(2015.10.5) シオン属より移動

 

2016.10.23 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 茎2

ウラギク-全体

海岸の干潟のアシ原で見られました。下部は潮のせいか、皆、葉はなかった。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-全体2

アシ原の中でひときわ目立って綺麗でした。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-全体3

とても立派な株。やや倒れた茎を起こすと、丈は胸丈に達して約1mと推定。
多くの枝を分けていました。(2016.10 千葉県木更津市)

ウラギク-全体4

6月頃の様子
(2016.6 千葉県木更津市)

ウラギク-花

花は径2cm、舌状花は雌性花。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-花2

総苞は筒形で総苞片は3列と言われますが・・・。外片は披針形。外片と中片の縁には
白い細毛が見られ、内片の縁は細かな鋸歯状でした。(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-花3

苞と思われるものが多数あり、総苞片に見える一番下はもしかしたら苞なのかもしれない。
(2016.10 千葉県木更津市)

ウラギク-実

冠毛は淡褐色。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-葉

葉は見た目以上に厚みがあってしっかりしています。光沢はありませんが
ツルッとした感じ。下部の葉は披針形。(2016.6 千葉県木更津市)

ウラギク-葉2

中間部の葉。これより上は更に細く、最上部ではほぼ線形。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-葉3

葉裏も無毛。
(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-葉4

1年目の株は茎を伸ばさず、根生葉のみのようでした。
茎を伸ばした株は花期に根生葉は見られない。(2015.10 千葉県木更津市)

ウラギク-茎

葉はわずかに茎を抱き、そのまま流れるような感じに見えました。
(2016.6 千葉県木更津市)

ウラギク-茎

大きな株では、茎の下部は半ば木質化し、径が3cm近くに達していました。
(2016.10 千葉県木更津市)