ユウガギク

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
田んぼの周りなどでよく見られる野菊。
丈は40-150cm、よく分枝し、側枝は広角度で伸びます。葉は7-8cmの卵状長楕円形、縁は浅裂~羽状中裂し両面に短毛がありますが、触るとツルッとしています。
頭花は径2.5cm、白~淡青紫色、総苞片は3列。冠毛は短く、ふつう横から見えない
非常に良く似たカントウヨメナとの区別は側枝が斜上する様に出て、分枝回数が少ないなどと言われますが、ユウガギクの咲きはじめの姿もほほんんど一緒であり、外観で完璧に見分けるのは困難。種子の稜に腺毛があることで区別するのが確実な方法。

 

2014.11.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3

ユウガギク-全体

側枝が横に広がる傾向が見られます。良く似たカントウヨメナは斜上する傾向。
(2010.10 渡良瀬遊水地)

ユウガギク-全体

良く似たカントウヨメナに比して、花数が多く、隣り合う株の枝が絡み合うようにして
咲く姿をよく見ます。(2014.10)

ユウガギク-花

頭花は2.5-3.5cm。花色は多くが白。冠毛は見えません。
(2010.10 渡良瀬遊水地)

ユウガギク-総苞

薄紫色の個体。
(2007.10 千葉市)

ユウガギク-葉

下部の葉は羽状に裂けるものが多い。
(2014.10 千葉市)

ユウガギク-葉2

葉はザラついて見えますがさわるとツルっとしていて薄い。
(2007.10 千葉市)

ユウガギク-葉3

葉裏には微毛が見られ、脈上と縁の毛は少し長い。
(2014.10 千葉市)

ユウガギク-茎

茎には微毛が見られました。
(2014.10 千葉市)