ハチノヘトウヒレン

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キク科 Compositae
キク科 Asteraceae
海岸の草地などで見られるトウヒレン。
丈は50-120cm、葉は卵形~長卵形で厚みがあり、革質で柄に幅広の翼があり、翼はそのまま茎の翼に繋がります。根生葉は花期には失われます。
頭花は総状に付き、総苞片は8列、楕円形で尾状に伸びず、斜上するか圧着します。
最近、岩手県でも確認されています。

 

2016.5.1 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • *参考*
  • <参考1>
  • <参考2>

ハチノヘトウヒレン-全体

茎が太く、下部に大きくてゴワゴワした厚みのある葉があって、がっしりした印象。
いかにも海岸風衝地の植物の風情。(2014.9 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-全体

8月下旬、開花が始まったばかりのもの。
(2012.8 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-全体3

下部の葉腋からも分枝して花が付くものが見られます。頭花の枝は鋭角的に出ます。
(2014.9 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-花
総苞先端は尖りますが尾状にならず、
わずかに斜上する程度でほとんど圧着していました。総苞片の裂数は8列ですが、同一個体てでそれより多いものも少ないものもありました。(2014.9 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-花2

総苞片が斜上するもの。左の頭花は総苞片が6列しかない。
(2014.9 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-葉

葉は卵形~長卵形で厚みがあり、柄に幅の広い翼があります。
葉の基部は切形かやや矢尻形。(2014.9 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-茎

葉の基部は切形かやや矢尻形。葉柄の翼は茎に縁下してそのまま茎の翼になるような感じ。茎には稜もあり、稜に沿って毛が見られました。(2013.8 青森県八戸市)

ハチノヘトウヒレン-春

幅の広い葉柄の翼が目立ちました。葉裏は赤かった。
(2016.4 青森県八戸市)

八戸市の海岸には、いくつかの異なる姿のトウヒレンがあり、同所的に混生しています。

このトウヒレンを発表された門田先生にお会いする機会があり、伺ったところ、<参考1>はナンブトウヒレン とのことでした。


なお、以前掲載していた<参考3>についてもナンブトウヒレンということでしたので、ナンブトウヒレンのページに移動しました。





ナンブトウヒレン
茎がよく伸びるもので同所にあります。
このタイプは花期が8-9月上旬と早い。下部の茎葉はやや小さく、葉の厚みや柄の翼が本来のものと異なる等々差異が見られます。(2014.8 青森県八戸市)

トウヒレン不明-参考

本種に隣接してあったもの。ムツトウヒレンに酷似しており、総苞6列で
本種ではないと考えました。花期は9月中~。(2014.9 青森県八戸市)