ホクロクトウヒレン

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は1m近くまで伸び、下部の葉は広卵形で基部はくさび形で柄の翼に続き、柄の翼はそのまま茎の翼に続きます。下部の茎は葉腋ごとに稲妻形に曲がります。
頭花は円錐花序に多数付き、総苞にはクモ毛が見られます。総苞片は開出し、概ね10列、先端は鋭く尖ります。

 オオダイトウヒレンの変種。

 

2018.4.8 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3

全体

花数が非常に多いこと、葉柄の翼が幅広でそのまま茎に沿下している様子が
遠目でもわかりました。(2013.9 新潟県A)

ホクロクトウヒレン-全体2

(2014.10 新潟県A)


ホクロクトウヒレン-全体3

上部の葉と下部の葉は極端に異なり、ある所を境にはっきり分かれます。
(2013.9 新潟県A)

ホクロクトウヒレン-花

上部の葉腋から分枝して多くの花を円錐状に付けます。
(2013.9 新潟県A)

ホクロクトウヒレン-花2

花色は淡ピンクが普通のようですが、白や濃いピンクのものも少数ありました。
(2013.9 新潟県 A)

ホクロクトウヒレン-花3

クモ毛が見られます。総苞片は開出し、ふつうは9-10列ではないかと思います。
(2013.9 新潟県 B)

ホクロクトウヒレン-花4

花柄や上部の茎には、毛が密生。写真の場所のものはかなり多い。
(2015.9 新潟県 B)

ホクロクトウヒレン-葉

葉には長柄があり、広卵形~半円形で先が尖り基部はくさび形で柄の翼に続きます。
(2013.9 新潟県 A)

ホクロクトウヒレン-葉2

茎は下部の葉腋ごとに稲妻形に曲がり、葉柄の大きな翼がそのまままっすぐに茎の翼に
続きます。上部の葉腋ではこのようになりません。(2013.9 新潟県A)

ホクロクトウヒレン-葉3

上部の葉は小さく、柄も短く、翼があれば茎に沿下しますが、下部の葉のように茎が
曲がることはありません。この葉腋から花柄が伸びます。(2013.9 新潟県A)

ホクロクトウヒレン-春

春に見られた根生葉。
(2018.4 新潟県 旧・巻町)