キンプヒゴタイ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
以前はヤハズヒゴタイの1型と言われていたもの。やや華奢でひょろっとした感じのものが多い。
丈は40-70cm、茎には薄い翼があります。
下部の茎葉は三角状卵形で粗い鋸歯があって時に湾入し、先は尾状、基部は心形、葉柄は長く、上部には翼があります。根生葉は花期にはありません。
頭花は3-9個が散房状にまばらに付き、柄がやや長く、総苞は狭い筒型、片は8列だが6-7列に見えることも多く、先が細長く尾状に伸びます。

Y-Listではキンプヒゴタイはヤハズヒゴタイのsynonymとされています。

 

2019.1.9 作成
  • 全体
  • 花2

キンプヒゴタイ-秩父
多くは林内の草地にあり、全体に華奢なものが多く、頭花はまばらで小さく、総苞も細く、
片は急に細まって長く伸びます。茎の翼は薄く、ないものも見られました。
(2012.8 山梨県 旧・小淵沢町)

キンプヒゴタイ-花

柄が長く頭花は小型でまばら、総苞は細い。
(2009.8 山梨県大菩薩嶺)

キンプヒゴタイ-花2

総苞片の先は急に細くなって長く伸びます。外片の先はあまり伸びない。
(2012.9 山梨県 旧・小淵沢町)

キンプヒゴタイ-葉

下部の葉は三角状卵形で、先は尾状に伸び、基部は浅い心形。 柄の上部ほど翼が明瞭。
(2009.9 山梨県 旧・塩山市)

キンプヒゴタイ-茎

茎は細くて翼は薄いものが多く、ないものも多い。
(2009.8 山梨県大菩薩嶺)