マルバヒレアザミ

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キク科 Compositae
キク科 Asteraceae
本州では6月中・下旬頃から咲き出す早咲きのアザミ。
丈は1.2-2.2m、茎は上部で分枝し、下部の茎葉は10-20cmの被針形~楕円形~卵形で鋸歯縁か、羽状中~浅裂し、基部はくさび状に茎を挟むか、極端なものは茎に翼に続き、翼には刺も見られます。ただし葉脈基部は茎を抱かない。花期に根生葉はありません。
頭花は茎頂に単生するか、少数が散房状に付き、上~斜め上向き、総苞は鐘形、片は7-8列で裂片は斜上し、内片は外片の半長、腺体は痕跡的。
同所的に見られるミネアザミは、花期が8-9月と1カ月以上遅く、総苞片は6列で長く、葉の茎の抱き方が浅い。

 

2017.10.1 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 茎2

マルバヒレアザミ-全体

海に面した風衝草原に群れていました。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-全体2

側枝は広角度でよく伸びる。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-全体3

小型のものは、茎頂に1つ頂生し、頭花は上向きでした。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-花

総苞は鐘形で片は7-8列。外片は短い。写真のものは総苞片8列。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-花2

内片には線形の腺体(矢印)が見られましたが、痕跡的で粘らない。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-葉

葉はやや厚みがあり、鋸歯縁から浅裂まで様々でした。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-茎

葉の基部が茎の翼に続くものは見られませんでしたが、茎に流れるように付くものは
見られました。(2017.7 青森県 旧・三厩村)

マルバヒレアザミ-茎2

多くは、葉脈部は茎に流れますが、葉は葉脈を離れて抱き込むような
付き方になっていました。(2017.7 青森県 旧・三厩村)