ミヤマキタアザミ / ウゴトウヒレン

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キク科 Compositae
キク科 Asteraceae
ミヤマキタアザミは、シラネアザミによく似ていますが、総苞クモ毛が多く、中片と内片に綿毛が見られるのが特徴。花柄が短く頭花が密集して付きます。総苞片は長卵形で5列、頭花基部に苞葉が付きます。
葉は三角状~三角状卵形で基部はハート形で柄があり、柄の翼は茎の翼に続きます。
ウゴトウヒレンは、従来ミヤマキタアザミとされてきたもののうち、総苞が太く緑色で、頭花が散房状に付き、苞葉がより長い等の違いが見られます。2015年に新たに分けられた種。

注1 Y-Listではウゴトウヒレン・カムロトウヒレンを含むと思われる
注2 第4次全滅危惧リストが発表された当時、両種ともにミヤマキタアザミとされており、両種ともにが絶滅危惧2類としました。

 

2017.2.22 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 経緯

ミヤマキタアザミ-全体

新たにウゴトウヒレンとされたもの。
(2012.8 秋田駒ヶ岳)

ミヤマキタアザミ-鳥海

撮影が、両者を分かつ前なので、どちらかはわかりませんが、
他の写真からミヤマキタアザミではないかと思うもの。(2012.8 鳥海山)

ミヤマキタアザミ-花

(ウゴトウヒレン) 総苞は釣鐘形で緑色。花柄が短く、密集して付きます。
(共通)基部に苞葉が付く。 (2012.8 秋田駒ヶ岳)

ミヤマキタアザミ-花2

(共通) 多いものでは頭花が7-8個ずつ付いていました。
(2012.8 秋田駒ヶ岳)

ミヤマキタアザミ-花3

(共通) 総苞にはクモ毛が見られ、総苞片5列、長卵形で基部の幅が広く、先端は尖って斜上。良く似たイワテヒゴタイの総苞片は狭長卵形でやや細い。(2012.8 秋田駒ヶ岳)

ミヤマキタアザミ-葉

(共通) 葉は三角状卵形で基部はハート形。茎には翼があります。
(2009.8 秋田駒ヶ岳)

ミヤマキタアザミ-茎

(ウゴトウヒレン) 下部の葉の柄の翼はそのまま茎の翼に続きます。
翼はミヤマキタアザミより幅が広い。(2012.8 秋田駒ヶ岳)

ウゴトウヒレンは、2015.6 に国立科学博物館より発表された新種で、実質的には従来ミヤマキタアザミと呼ばれたものから分けられものです。

掲載の写真は、ウゴトウヒレンの基準産地とされる秋田駒ヶ岳のものが中心ですが、筆者が撮影したのは発表以前の2012.8 のため、ミヤマキタアザミと思って撮影しました。

ただ、他にミヤマキタアザミと思って撮影したものに適当なものがなく、ウゴトウヒレンも未だ裸名(正式な学名になっていない名前) であることから、両者を合併掲載としました。