(雑) ノハラタイアザミ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
ノハラアザミとタイアザミの交雑種。両者が共棲する場所では比較的よく見られます。
(観察による記述)
全体の印象はタイアザミに似ますが、頭花が上向きで総苞は両者の中間的な形状で先は開出し反曲します。ふつう腺体ありません。
葉はタイアザミによく似た付き方で、多くは羽状に深く裂けて刺々しい。花期に根生葉はありません。

 

2019.11.28 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2

ノハラタイアザミ-全体

タイアザミの群落に混ざっており、ずっとタイアザミと思い込んでいました。
今回、タイアザミの見直しで発覚しました。(2019.10 千葉市)

ノハラタイアザミ-全体2

よく見れば、上部はノハラアザミにも似て柄が長く、頭花は上向き。
(2019.10 千葉市)

ノハラタイアザミ-全体3

が、中部以下はタイアザミとほとんが変わらないので、紛れると判らない。
(2019.10 千葉市)

ノハラタイアザミ-花

総苞片は10列程度のものが多いようでした。先は開出していましたが、
タイアザミほどには反曲しなようでした。(2019.10 千葉市)

ノハラタイアザミ-花2

変の先の刺はそこそこ鋭い。腺体はないか痕跡的。
(2019.10 千葉市)

ノハラタイアザミ-葉

葉は茎をほとんど抱かない。
(2019.10 千葉市)