オクヤマアザミ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
かつて、「ヤツガタケアザミ」としたものは本種ではないかと言われているアザミ。
丈は0.7-2.5m、茎葉は14-30cmの狭卵形~広楕円形で羽状に5-7対に中~深裂します。花期に根生葉はありません。
頭花は長い柄に先に付き、総苞は鐘形でクモ毛があり、総苞片は5-6列、斜上し、時に反曲、外片は内片よりも短い。腺体はふつう中・内片にあって粘ります。

 

2017.10.1 更新
  • 全体
  • 花2

オクヤマアザミ-全体

尾瀬にはオゼヌマアザミのほかにも、いろいろなアザミが見られます。
(2008.9 福島県尾瀬)

オクヤマアザミ-花

総苞片は大きく開出し、外片は内片より短い。総苞片は 5-6列で普通斜開~平開。
(2008.9 福島県尾瀬)

オクヤマアザミ-全体2

片は5-6列。片がやや反曲していたもの。
(2008.9 福島県尾瀬)

オクヤマアザミ-葉

葉は羽状に中裂ですが、ここでは深裂していました。
(2008.9 群馬県赤城山)