オゼヌマアザミ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
尾瀬や南会津などの湿原で見られるアザミ。
丈は0.5-1.2m、茎は上部で鋭角に分枝し、茎葉は楕円形~広卵形で多くは羽状深裂し、基部は茎を抱きます。根生葉は花期にも残ります。
頭花は1-数個茎頂に付き、上向き。総苞は片を含めた全体として杯状、総苞片は6-7列、すべて同じ長さで直線的に斜開します。腺体はなく粘らない。

 

2019.1.9 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3

オゼヌマアザミ-全体

尾瀬ガ原ではいたるところで見られます。
(2017.8 群馬県尾瀬)

オゼヌマアザミ-全体2

葉が鋸歯縁のもの。
(2018.10 福島県只見町)

オゼヌマアザミ-全体3

(2008.9 群馬県尾瀬)


オゼヌマアザミ-全体

(2009.8 福島県尾瀬)


オゼヌマアザミ-花

総苞片は斜上し鋭く開出しています。写真から総苞片の列数を数えるのは困難でした。
(2008.9 福島県尾瀬)

オゼヌマアザミ-花2

腺体などは痕跡もありません。
(2017.8 群馬県尾瀬)

オゼヌマアザミ-葉

葉は2回羽状に裂けています。
(2008.9 福島県尾瀬)

オゼヌマアザミ

ミズバショウの枯れかかった大きな葉が邪魔ではっきりしませんが、
矢印が根生葉ではないかと思う。(2008.9 群馬県尾瀬)

オゼヌマアザミ-葉2

葉は茎を抱きます。
(2008.9 福島県尾瀬)