サンムアザミ <暫定>

top
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
2015年に国立科学博物館から非公式に発表されたアザミ。
(観察による記述)
茎は下部ではあまり分枝せず、上部で側枝を出しますが側枝は短いこともあります。葉は多くは羽状中~深裂し、基部は茎を少し抱きます。
頭花は上向きで小型、総苞は狭筒形で総苞片8-9列、中列の縁に小刺が見られます。

 

2019.11.28 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • コメント

サンムアザミ-全体

(2015.10 千葉県 旧・成東町)

サンムアザミ-全体2

(2016.10 千葉県 旧・成東町)


サンムアザミ-花

総苞は狭筒形、変は8-9列。
(2015.10 千葉県 旧・成東町)

サンムアザミ-花2

中片に小刺が見られますが、クモ毛もあり、わかりにくいものも少なくなかった。
(2015.10 千葉県 旧・成東町)

サンムアザミ-花3

(2015.10 千葉県 旧・成東町)

サンムアザミ-葉

葉は多くは羽状中~深裂。
(2015.10 千葉県 旧・成東町)

サンムアザミ-茎

葉の基部は少し茎を抱いていました。
(2015.10 千葉県 旧・成東町)

このアザミは、2015.2 国立科学博物館のセミナーで紹介されたものです。

2019.11現在、このアザミの正式な論文等は発表されておらず、仮の学名も判りませんでした。 未だ検討中と思われます。

なお、スペックの詳細は分からないため、掲載したものの細部において、不適切なものが含まれているかもしれません。ご了承ください。

ps.
セミナーではトオノアザミ亜節とされていましたが、その後に発刊された日本の野生植物 (いずれも門田裕一博士の記述) ではトオノアザミ自身がヒメアザミ亜節とされていますので、本種もヒメアザミ亜節に分類されるものと思います。