タチアザミ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は1-2m、中間部以下では分枝しません。葉は15-25cmで変化が多く、鋸歯状、中~浅裂するものもあります。基部は耳状に張り出して茎を抱きます。
頭花は上向き、総苞は2-3cm、総苞片は6-7列で斜め上に開出して全体として杯形になります。腺体はありません。

 

2017.10.18 更新
  • 全体(北東北)
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 全体(南東北)
  • 全体(信越)
  • 全体5
  • 花3
  • 葉3

タチアザミ-全体

放棄田と思われる場所で沢山群生していました。
(2017.9 岩手県花巻市)

タチアザミ-全体2

日本海側に多いアザミですが、北限である青森では、日本海側では見つからず、
中・東部の湿性地で見られました。(2012.8 青森県三沢市)

タチアザミ-全体3
八甲田山麓の小さな湿性地で群生していたもの。頭花がまとまって付く傾向が顕著で、
且つ、上部でよく分枝し側枝もよく伸びている。
50mほど離れた乾地はアオモリアザミが多数あった。(2013.8 青森県八甲田山)

タチアザミ-花

(2012.8 青森県八甲田山)


タチアザミ-花2

(2017.9 岩手県花巻市)


タチアザミ-葉

葉は鋸歯状のものから羽状中裂かるものまで様々。
(2012.8 青森県八甲田山)

タチアザミ-葉2

葉は茎を明瞭に抱いていました。写真の葉は浅裂ぎみのもの。
(2012.8 青森県三沢市)

タチアザミ-全体4

(2009.8 福島県北塩原村)


タチアザミ-全体4

(2013.8 長野県小谷村)


タチアザミ-全体5

水流沿いにあって丈が2m近いもの。
(2015.8 長野市)

タチアザミ-花3

花は上向き。
(2007.9 新潟県・旧妙高高原町)

タチアザミ-葉3

(2015.8 長野市)