ヒナウスユキソウ (ミヤマウスユキソウ)

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
古くは欧州山岳部にあるエーデルワイスの変種とされたこともある植物。ミヤマウスユキソウと呼ばれることも多い。
丈は6-15cm、無花茎の葉は2.5-6cmの狭倒披針形でロゼット状に付き、薄く綿毛が見られます。有花茎の茎葉は1-5枚、線形で両面に綿毛が密にあります。
頭花は茎頂に密に付き、周囲に苞葉が星状に付き、苞葉を含めた花序全体の径は2.5-5cmで、苞葉や総苞には綿毛が密生します。
葉の細いものが谷川岳や至仏山にあり、ホソバヒナウスユキソウと呼ばれます。

 

2018.6.27 更新
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  • 葉3
  • 葉4

ヒナウスユキソウ-全体

葉は倒披針形。有花茎の葉が少なく1-5枚。
月山のものは2-3枚のものが多く見られました。(2018.6 山形県鳥海山)

ヒナウスユキソウ-全体2

(2018.6 山形県鳥海山)


ヒナウスユキソウ-全体3

ここのものの茎葉は多くは4-5枚ありました。
(2013.6 秋田県駒ヶ岳)

ヒナウスユキソウ-全体4

あちこちで群生していました。
(2012.7 山形県月山)

ヒナウスユキソウ-花

(2018.6 山形県鳥海山)


ヒナウスユキソウ-花2

中央部は雄性期、周辺部は雌性期のようです。
(2013.6 秋田県駒ヶ岳)

ヒナウスユキソウ-花3

苞葉の裏面。
(2015.7 山形県月山)

ヒナウスユキソウ-葉

茎葉は1-5枚が普通。が、写真のものは6枚のようにも見えます。
背景に写っているようなイメージが典型。(2012.7 山形県月山)

ヒナワチガイソウ-葉2

有花茎の茎葉は線形。綿毛が多く見られます。
(2018.6 山形県鳥海山)

ヒナウスユキソウ-葉3

葉裏も綿毛で真っ白。
(2018.6 山形県月山)

ヒナウスユキソウ-葉4

無花茎の葉はロゼット状。薄く綿毛が見られます。
(2015.7 山形県月山)

ヒナウスユキソウ-葉3

(2015.7 山形県月山)


ヒナウスユキソウ-花3

朝露をまとうと、より豪華なこんな姿に・・・。
(2008.6 秋田県駒ヶ岳)