キッコウハグマ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
高さが10-30cmほど、葉は根元付近に5-11枚集まって付き、1-3cmの5角状の心形で、両面に毛があり、葉身の2倍近い柄があります。
頭花は枝に穂状、希に複穂状につき、小花は3個、径5mm、総苞は長さ10-15mm。ただし、閉鎖花となることが多い。

 

2020.11.14 更新
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キッコウハグマ-全体

丈は10-20cmと小さい。閉鎖花となることが多く、
蕾に見えるものが全部咲くとは限りません。(2017.11 静岡県南伊豆町)

キッコウハグマ-全体2

(2020.11 千葉県睦沢町)


キッコウハグマ-全体3

株はよく見ますが、咲いている姿をまとまって見られる機会はあまりありません。
(2017.11 静岡県南伊豆町)

キッコウハグマ-全体4

(2020.11 千葉県睦沢町)


キッコウハグマ-全体5

茎にはごく小さな葉が付きます。写真はこれでもやや大きめで、
小型の株では鱗片状に近いものもある。(2020.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-花

頭花は3つの小花で構成されます。
(2020.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-花2

総苞片は内片が大きい。
(2009.11 千葉市)

キッコウハグマ-花3

(2020.11 千葉県睦沢町)


キッコウハグマ-花4

花は閉鎖花になることも多く、閉鎖花しかつかない株も多い。閉鎖花は開放花の総苞より長いことが多く、開放花の蕾と区別出来ます。(2020.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-花5

A:開放花の蕾 B:閉鎖花
(2020.11 千葉県睦沢町)

キッコウハグマ-実

(2009.11 茨城県高萩市)


キッコウハグマ-葉

根際の葉は五角形で基部は心形。
(2019.5 静岡県 旧・天城湯ヶ島町)

キッコウハグマ-葉2

輪生にも見えますが、密な互生。
(2015.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-葉3

葉表。光沢がありますが、粗い毛もある。写真は春の状態。
(2016.5 栃木県日光市)

キッコウハグマ-葉3

花期までに毛はだいぶ抜け落ちててしまうことも多い。
(2015.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-葉4

葉裏。長い毛が見られますが、こちらも花期までに落ちることも多い。
写真は春の状態。(2016.5 栃木県日光市)

キッコウハグマ-葉6

花茎状の部分には、ごく小さな葉が数枚見られ、やや茎を抱くような感じでした。
この葉にも、茎にも毛が見られました。(2015.11 千葉県 旧・岬町)

キッコウハグマ-葉7

葉が裂けていたもの。例外的と思われます。
(2019.5 静岡県 旧・天城湯ヶ島町)