オクモミジハグマ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は40-80cm、葉は茎の中部にまとまって付き、6-12cmの円心形で掌状に浅裂し、各先端は鋭頭、基部は心形で長柄が見られます。
頭花は茎頂に花柄に総状につき、2mmほどのごく短い柄があります。小花は3つで花冠は5裂し裂片は線形でよじれています。総苞は12-15mmで内片が長く、外片に向かって短くなる。
深裂するものはモミジハグマと呼ばれ、東日本にはない。

 

2017.9.7 更新
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オクモミジハグマ-全体

閉鎖花も多いようで、花序の上半分しか開花していませんでした。
(2016.8 群馬県妙義山)

オクモミジハグマ-全体2

(2013.10 宮城県登米市)


オクモミジハグマ-全体3

葉の裂け方が浅いものは、だいぶ印象が異なる。
(2017.9 静岡県金時山)

オクモミジハグマ-全体4

7月下旬でもう咲き始めていました。
(2010.7 山梨県三ツ峠山)

オクモミジハグマ-花

(2016.8 群馬県妙義山)


オクモミジハグマ-花2

小花は3つで花冠は5裂し線形の裂片はよじれます。総苞は狭筒形で総苞片は膜質、
内片のほうが大きい。総苞の上端に冠毛が見えています。(2015.9 岩手県花巻市)

オクモミジハグマ-実

花が終わると羽毛状の冠毛が伸びてきます。
(2015.9 岩手県花巻市)

オクモミジハグマ-葉

葉はふつう浅裂までです。
(2008.7 長野県白馬村)

オクモミジハグマ-葉2

葉の裂け方の浅いもの。
(2017.9 静岡県金時山)

オクモミジハグマ-葉3

葉裏には軟毛が見られました。
(2017.9 静岡県金時山)

オクモミジハグマ-茎

葉は茎の中程に集まって付き、半ば輪生状となっています。
(2017.9 静岡県金時山)

オクモミジハグマ-変化

葉が中裂してモミジハグマと見まがうものが複数ありました。が、モミジハグマの分布は
関西以西とのこと、本種の変化のようです。(2010.8 山梨県三ツ峠山)