オオガンクビソウ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
頭花の大きなガンクビソウ。
丈は0.5-1m、よく分枝し、縮毛が多い。下部の葉は10-13cmの卵形で先は尖り、基部は急にくさび型になって長い柄に続きます。柄を含めると30-40cm。縁には重鋸歯がある。上部の葉は長楕円形~狭倒卵形。
頭花は枝先にやや下向きに付き、径25-35mm、総苞は椀形で長さ8-10mm、総苞片は開出し、その下に、外片より少し大きな苞が多数付いて一体になって見えます。

 

2016.8.26 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 総苞
  • 葉2

オオガンクビソウ-全体

わかりにくいこの属の植物の中で、だれでも一見でわかります。
(2008.9 東京都高尾山)

オオガククビソウ-全体2

(2015.8 岩手県久慈市)


オオガンクビソウ-花

花は3cmほどあります。
(2008.9 東京都高尾山)

オオガンクビソウ-花2

(2014.7 岩手県久慈市)


オオガンクビソウ-総苞

総苞はお椀形。大きな花を支えるためか、頭花のすぐ下の茎が少し太くなります。
(2016.8 岩手県久慈市)

オオガンクビソウ-葉

下部の葉は30-40cmあり広卵形。
(2015.8 岩手県久慈市)

オオガンクビソウ-葉2

中間部の葉。
(2016.8 岩手県久慈市)

オオガンクビソウ-茎

茎には短毛が多く見られました。
(2016.8 岩手県久慈市)