オヤリハグマ / (型) センダイハグマ

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キク科 Compositae
キク科 Asteraceae
丈は45-85cm、茎の中部の葉が最も大きく、10-13cmで3中裂、縁には粗い歯牙状の鋸歯が見られます。上部の葉は小さく、裂けない。
頭花は茎頂に円錐状に付き、筒状花が1つしかなく、花冠裂片は線形で緩く螺旋状に巻く。総苞は14-17mmの細い筒状で、総苞片は7列、外片ほど短い。
 センダイハグマと呼ばれたものは本種とカシワバハグマの雑種とも言われましたが、近年は本種の無裂葉タイプと言われます。

 

2019.1.10 更新
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  • センダイハグマ
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  • センダイハグマについて

オヤリハグマ-全体

花は地味ですが、全体の姿はいつも整っている。
(2014.9 宮城県丸森町)

オヤリハグマ-全体2

下部の数枚の葉は3中裂しますが、上部は鋸歯のみでした。
(2015.9 茨城県 旧・里美村)

オヤリハグマ-全体3

(2017.10 宮城県泉ガ岳)


オヤリハグマ-花

上部の葉腋から柄を伸ばして数個の頭花を付けます。
(2014.9 宮城県丸森町)

オヤリハグマ-花2

頭花に筒状花は1つ。
(2014.9 宮城県丸森町)

オヤリハグマ-花3

花柱が伸びてきた状態。総苞片は内片が長い。
(2014.9 宮城県丸森町)

オヤリハグマ-花4

(2017.10 宮城県鳴子町)


オヤリハグマ-葉

3裂の他に粗く不規則な鋸歯が見られます。
(2013.6 山形県米沢市)

オヤリハグマ-葉2

上部の葉。
(2014.9 宮城県丸森町)

オヤリハグマ-茎

葉の基部はやや膨らむ。
(2014.9 宮城県丸森町)

センダイハグマ-全体

オヤリハグマとカシワバハグマの交雑種と言われるものですが、葉以外に違いはなく、
オヤリハグマの1型と思われます。(2014.9 宮城県丸森町)

センダイハグマ-蕾

総苞はオヤリハグマによく似ていて、見分けが付きません。
咲いても頭花に筒状はは1つでオヤリハグマと同じ。(2014.9 宮城県丸森町)

センダイハグマ-葉

大きな葉は3裂しませんが、オヤリハグマの若い株で見られる形と同じ。
(2014.9 宮城県丸森町)

センダイハグマをこれまで数回見てきましたが、いずれもオヤリハグマと同所的にほぼ混生して見られました。

・花の付くものの多くはオヤリハグマの特徴的な葉が見られましたが、センダイハグマに見えるものは少なく、且つ小型のものばかりでした。
・花の付かないものの多くは葉が大きく3裂しておらず、センダイハグマに見え、オヤリハグマのように見えるものは希でした。
・葉以外で両者に差は見られない。
・いずれの場所でもカシワバハグマが近くにない。

印象としては、「センダイハグマはオヤリハグマの若い株に出現しやすい形状 (両種は同一のもの) 」という感じに見えました。

日本の野生植物5.214 でも、「オヤリハグマの無裂葉タイプ」であるとし、分けない考え方で記述されています。