エゾタンポポ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
北海道と東北を中心に分布するタンポポ。
総苞は緑色で15-20mm、内片が細く、中片と外片は短くて内片の1/2、幅が広く卵形~広卵形で突起は普通なく、あっても微細。花は大きく、約4cm。
舌状花が赤いものはベニバナタンポポと呼ばれます。
南限の茨城・栃木や新潟県ではほとんどそっくりのシナノタンポポが分布し、本種と見分けるのは難しい。

 

2013.2.5 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3

エゾタンポポ-全体

(2011.5 栃木県那須町)


エゾタンポポ-全体2

(2011.5 栃木県那須町)


エゾタンポポ-花

花は他の種より大きくて4cmほど、舌状花の数が多い。
(2011.5 栃木県那須町)

エゾタンポポ-花2

内片は細くて長く、外片は遙かに短くて卵形です。
総苞外片の先の突起はないか、小さいものがあります。(2010.5 青森県 旧・三厩村)

エゾタンポポ-花3

関東でも千葉県銚子市以北の沿岸部には、このタンポポが多い。
(2007.3 茨城県・旧潮来町)