イソニガナ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
海岸の岩場にあります。
全草無毛で丈は20-30cmくらい、根生葉は広卵形~倒広卵形で柄があり3-5cm、先は円頭、茎葉も広卵形で3-8cm、円頭~鈍頭、基部は耳状になってしっかり茎を抱きます。
頭花は茎頂に散房状に多数が付き、舌状花は9-11個で径1cm。総苞は6mm以下。

 

2015.4.26 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3

イソニガナ-全体

大きな町の海岸のあちこちに部分的に残された天然の岩場などで見られました。
(2013.6 新潟県)

イソニガナ-全体2

ややこぶりなもの。上部の茎葉は小さいので、根生葉だけのようにも見えました。
(2013.6 新潟県)

イソニガナ-花

頭花そのものはよくあるニガナ。舌状花11個のものが多く見られました。
(2013.6 新潟県)

イソニガナ-花2

総苞は2列のようですが、外片は非常に小さい。
(2013.6 新潟県)

イチニガナ-葉

根生する葉は幅の広い倒披針形で間欠的に突起状の鋸歯がありました。
(2013.6 新潟県)

イソニガナ-葉2

茎葉はしっかりと茎を抱き込みます。形は披針形~円形に近いものと様々。
海岸性なので普通のニガナより厚みはありますが、極端ではない。(2013.6 新潟県)

イソニガナ-葉3

裏側から見た茎葉。
(2013.6 新潟県)

イソニガナ-春

茎が上がる前のロゼット。
(2015.4 新潟県)