ミヤマコウゾリナ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は15-50cm。茎や葉に開出した毛があり、さらに茎に白く短い圧毛もあってやや白っぽく見えます。葉は根生葉が多数あって目立ち、茎葉は少なく、小さい。
頭花は茎頂に疎らに付き、径1.5-2cm、総苞は黒っぽく、総苞片は2列で黒い腺毛と白い短毛が密に付きます。

 

2016.3.12 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5

ミヤマコウゾリナ-全体

茎葉は小さい。
(2009.8 秋田県駒ヶ岳)

ミヤマコウゾリナ-全体2

茎がごく短い毛で白く見えるものも多いですが、地域差があり、
ここのものはあまり白くないようです。(2010.8 山梨県北岳)

ミヤマコウゾリナ-花2

ここのものは、茎などが真っ白でした。
(2009.8 長野県木曽駒ヶ岳)

ミヤマコウゾリナ-花

総苞は黒い剛毛に覆われていますが、その中にごく短い腺毛が混ざります。
舌状花の花被にも毛が見られました。(2014.7 岩手県八幡平)

ミヤマコウゾリナ-花3

全て舌状花。
(2014.7 岩手県八幡平)

ミヤマコウゾリナ-葉

根生葉が目立ち、茎葉は小さい。
(2009.8 長野県木曽駒ヶ岳)

ミヤマコウゾリナ-葉2

根生葉の葉表。
(2014.7 岩手県八幡平)

ミヤマコウゾリナ-葉3

根生葉の裏面。
(2014.7 岩手県八幡平)

ミヤマコウゾリナ-葉4

茎葉は根生葉に比して小さく、まばら。
(2014.7 山形県月山)

ミヤマコウゾリナ-葉5

茎葉の裏には基部が黒い長い剛毛が見られます。黒い部分だけが見えているものは
撮り方が悪く、多くはその先の白い毛が写らなかっただけ。(2014.7 岩手県八幡平)

ミヤマコウゾリナ-茎

茎には基部が黒い剛毛で先が白い長い毛が散生し、短い屈毛が密生しています。
(2014.7 岩手県八幡平)