イワギキョウ

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キキョウ科 Campanulaceae
高山で見られるキキョウの1つ。
丈は3.5-10cm、根生葉は1.5-5cmのへら形で先は鈍頭、光沢はなく、縁に突起状の鋸歯があります。茎葉はやや細い。
花は茎頂に1つ、やや上向きに咲き花冠は長さ2-2.5cmチシマギキョウより少し小さく、裂片の縁や内側に毛はありません。萼裂片は線形で歯牙があります。
チシマギキョウは横向きに咲き、花冠長さ3-4cmで裂片や内側に長毛が多く、萼裂片は三角状。

 

2016.3.11 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 全体4

イワギキョウ-全体

ここまで上向きになるとは限りません。
(2009.8 白馬岳)

イワギキョウ-全体2

(2001.8 大雪山)


イワギキョウ-全体3

典型に近い姿。
(2010.8 北岳)

イワギキョウ-花

花はややこぶりで斜め上向き、花冠の縁に毛はありません。花は雌性期。
(2008.7 白馬岳)

イワギキョウ-花2

雄性期。前の写真と順序が逆ですが・・・。
(2008.7 北ア・白馬岳)

イワギキョウ-葉

花茎が伸びる前のもの。葉はヘラ形で突起状の鋸歯があります。
(2008.7 白馬岳)

イワギキョウ-葉2

若い無花茎の葉。
(2009.8 北ア・白馬岳)

イワギキョウ-萼

茎葉は細い線形で数枚付く。萼や茎には毛があり、萼裂片は細く、突起があります。
(2008.7 北ア・白馬岳)

イワギキョウ-全体4

(2009.8 北ア・白馬岳)