キキョウソウ

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キキョウ科 Campanulaceae
公園や道ばたなどで時々見かけます。
丈は20-80cm、茎には稜があり、毛が多く見られます。葉は円心形~卵心形で鋸歯があり、茎を巻き込むように抱きます。
花はその葉腋に1-3個付き、1.5-1.8cmほどで、花被は5-6深裂。

 

2020.6.22 更新
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  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3
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キキョウソウ-全体

丈は多くは30-40cm程度。
(2020.5 千葉市)

キキョウソウ-全体

最初は閉鎖花が多いですが、茎が上に伸びるに従い、次々と花を咲かせます。
(2014.6 千葉市)

キキョウソウ-全体

ほとんど分枝せず、立ち上がって上部の葉腋に花を付けます。上部の葉は小さい。
(2018.5 千葉市)

キキョウソウ-全体

(2020.6 千葉市)


キキョウソウ-全体5

花が付く前。
(2015.4 千葉県松戸市)

キキョウソウ-花

葉腋に花を付けますが、基部は葉がくるっと巻いて覆っていて、なかなか見えない。
(2020.6 千葉市)

キキョウソウ-花

花は1.5-1.8cm。
(2009.6 千葉市)

キキョウソウ-花3

その後、花柱は先端が3裂します。
(2014.6 千葉市)

キキョウソウ-花4

萼裂片は卵形で先が尖ります。
(2014.6 千葉市)

キキョウソウ-花5

花被6深裂のもの。時々見られます。
(2015.6 千葉県八千代市)

キキョウソウ-蕾

ふつう、蕾は葉に隠れて見えませんので、葉を少しめくって撮影。
(2016.5 千葉県四街道市)

キキョウソウ-実

先端に萼片が残存しています。
(2015.6 千葉県八千代市)

キキョウソウ-実2

こうなる頃までに種子を放出。
(2020.6 千葉県成田市)

キキョウソウ-葉

下部の葉は円形~卵形で縁に毛があり鋸歯が見られ、茎を抱きます。
(2009.6 千葉市)

キキョウソウ-葉2

葉裏。脈上に毛が見られます。
(2016.5 千葉県四街道市)

キキョウソウ-葉3

毛の少ないものも見られました。
(2018.5 千葉市)

キキョウソウ-葉・茎

茎には稜があり、稜には毛があります。この写真のものは毛がやや長い。
(2014.6 千葉市)

キキョウソウ-春
最初の頃に出る葉は茎を抱かず、
伸びるに従い少しずつ抱くようになるようですが、まだ巻き込むようにはなっていない。
遅れて出てきた個体で撮影。(2016.5 千葉県四街道市)

キキョウソウ-種子

種子は楕円形で長径0.6mmほどでした。
この画面の横幅は6mm。 (2020.6 千葉県成田市産)