(参考) ミョウギシャジンによく似たヒメシャジン


ミョウギシャジン

岩手県久慈市の石灰岩の岩場で見られたもの。一見ヒメシャジンの変種であるミョウギシャジンに見えた。が、「日本の野生植物」では、この個体群は2倍体であることからヒメシャジンとしている。(ヒメシャジンはふつう2倍体、ミョウギシャジンは4倍体)。葉が狭披針形~線状披針形、3-4輪生するのがこの型の特徴で、これと似たものは戸隠にもあるそうだ。ちなみに、シライワシャジンは6倍体。


花はヒメシャジン-ミョウギシャジンなどと同じ。萼裂片に突起はなかった。


外観は変種ミョウギシャジンにホントによく似ている。倍数性は外観ではわからないので、素人にはどうしようもない。