アズマシロカネソウ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
萼片の外側が紫色を帯びるのが目立つ特徴。
丈は10-25cm、茎葉は上部に集まり対生し複葉で多くは3小葉、頂小葉は倒卵形で基部はくさび形、先の丸い鋸歯があります。根生葉はないことも多く、あっても茎葉に比して小さい。
花は7-10mm、花弁のような萼片は淡黄色で平開せず、一部が紫色を帯びます。花弁は黄色く基部は柄状。

 

2015.5.24 更新
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アズマシロカネソウ-全体

雪融け水が流れる沢の両脇などで見られます。
水流から少し離れると見られないことが多い。(2015.5 新潟県 旧・松之山町)

アズマシロカネソウ-全体2

周囲の多くは芽吹きの段階。数mの所はまだ雪がびっしり。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-全体3

比較的暗い、針葉樹林下などのほうがよく見られました。
(2015.5 新潟県 旧・松之山町)

アズマシロカネソウ-全体4

花は小さいですが、園芸種のような外観です。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-全体4

対生する葉の葉腋から側枝と花柄を出しそれを2-3回繰り返すようです。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-花

(2015.5 新潟県 旧・小出町)


アズマシロカネソウ-花2

花は径7-10mm、花弁に見えるものは萼で黄色い部分が花弁です。
萼の紫色は何の規則性もなく染まっています。(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-花3

蕾の時、外側に露出している部分が赤いような気がします。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-蕾
芽吹いてから花が咲くまでの時間は短く、丈が2-3cmで葉が展開し始めると、蕾がもう確認できました。最初は萼に赤味がないですが、この撮影の翌日に見たら・・(小窓の写真)・・色づいて1つは咲く寸前でした。(2015.5 新潟県 旧・松之山町)

アズマシロカネソウ-実

果実は全体で竹トンボのような形。基部の花床はそのまま残ります。
(2015.5 新潟県 旧・松之山町)

アズマシロカネソウ-葉

葉は3出複葉で側小葉は更に3出状に裂けるものが多い。頂小葉は広卵形。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-葉2

葉柄は短く、小葉柄のほうが長い。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-葉3

根生葉はないことも多いですが、時々見られます。が、小さくて目立ちません。
(矢印の2つ) (2015.5 新潟県 旧・松之山町)

アズマシロカネソウ-葉4

根生葉。3出複葉で側小葉は更に3出状に裂けることが多い。茎葉は必ず対生して
1対となりますが、 根生葉は対にはなりません。(2015.5 新潟県 旧・小出町)

アズマシロカネソウ-葉5

根生葉の葉裏。長い柄があるのも茎葉との違いです。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)