ボタンヅル

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
ツル性植物。
葉は1回3出複葉で、小葉は卵形で先は鋭く尖り、粗い鋸歯があります。
花は3出集散状に付き、径1.5-2cm、長楕円形の萼片4枚が十字型に付き、多数の雄しべがよく目立ちます。
変種コボタンヅルは、2回3出複葉。良く似たセンニンソウは、葉が奇数羽状複葉で小葉は切れ込みが入るか全縁で花も大きい。

 

2018.11.16 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

ボタンヅル-全体

黒バックにすると綺麗な花なんだと感じます。幸運に恵まれたカット。
(2010.8 山梨県 旧・河口湖町)

ボタンヅル-全体2

他の木や藪に絡みついて数m伸びます。
(2008.8 長野県白馬村)

ボタンヅル-全体3

(2017.8 新潟県湯沢町)


ボタンヅル-花

花は集散状に付きます。
(2014.7 岩手県岩泉町)

ボタンヅル-花

花弁はなく、萼は4枚ありますが、同色の花糸がよく目立ちます。
(2010.8 山梨県 旧・河口湖町)

ボタンヅル-実

冠毛が開く前。
(2017.10 長野県箕輪町)

ボタンヅル-実2

冠毛が開いた状態。
(2018.11 山梨県 旧・塩山市)

ボタンヅル-葉

葉は3出複葉。小葉には切れ込みがあります。深く裂けるものもありますが、2回3出に
なるとコボタンヅルと呼ばれます。(2008.7 長野県白馬村)

ボタンヅル-葉2

(2016.5 岩手県二戸市)


ボタンヅル-葉

葉表。全体に微毛があるようです。
(2016.5 岩手県二戸市)

ボタンヅル-葉4

葉裏。全体に毛がはっきり確認できました。
(2016.5 岩手県二戸市)

ボタンヅル-茎

茎(ツル)の断面は四角形、屈毛が見られました。写真縦が茎、横が葉柄。
(2016.5 岩手県二戸市)