ヒメキンポウゲ

top

キンポウゲ科 Ranunculaceae
汽水域の水際で見られる小さな植物。
丈は5-12cm、匍匐枝を伸ばして増えます葉は全て根生し1-3cmで無毛、長柄があり、卵状楕円形で先端が3裂、裂ける深さはまちまち。
花は6-8mmで花茎に多くは1つ、最大3つ、花弁5萼片5。集合果は球形で4mm。

※ 写真の撮影地のA,B,Cは異なる市町村です。B1,2、C1,2,3,4はそれぞれ同一市町村の異なる場所のものです。環境により姿が少しずつ違います。

※2 震災以降、宮城県は不明。千葉県は事実上の絶滅。

 

2019.7.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 全体5
  • 全体6
  • 花2
  • 葉2
  • 匍匐枝
  • 匍匐枝2
  • 新株
  • 群生

ヒメキンポウゲ-全体

どうしても見たかった花でようやく撮影出来ました。この自生地は6-70cm四方で、どこもこの程度の規模が1-2カ所。(2013.6 青森県A)

ヒメキンポウゲ-全体2

丈は5cm。花は花茎に1-3個。この場所は、日当たりが良く、海岸の岩場の窪地で海水面から約3mほど、湧き水がしみ出しているような場所でした。(2013.6 青森県A)

ヒメキンポウゲ-全体3

この場所は、河口付近に出来た沼のほとりで、日常的に霧が発生しやすく、満潮時にはギリギリ水に浸るような場所でした。下は砂地。(2013.6 青森県C1)

ヒメキンポウゲ-全体4

アシ原の中にあったもの。丈は10cm強とやや大きい。
(2013.6 青森県C1)

ヒメキンポウゲ-全体5

水際草地のもの。丈は7-8cm。この植物を初めて見つけた時の写真ですが、キツネノボタンの成長の悪いもののように見えて一瞬疑いました。(2013.6 青森県C2)

ヒメキンポウゲ-全体6

咲き始めてまもないと思われるもの。この年は低温で成長が著しく遅れ、
この時期に綺麗な状態でたくさん見れるとは思わなかった。(2019.7 青森県C1)

ヒメキンポウゲ-花

花は6-8mmほど、球形に集まった集合果が目立ちます。
雄しべはキンポウゲ属ほどには多くはない。(2013.6 青森県C1)

ヒメキンポウゲ-花2

萼片は5枚、花弁も5枚。萼片は花弁より短い。
(2014.7 青森県C2)

ヒメキンポウゲ-実

球形の果実は径5mmほど。この時期でも、まだ1つ2つ花が見られました。
今日、この場所は絶滅。(2013.10 青森県B2)

ヒメキンポウゲ-葉
葉は全て根生、無毛で先端が3裂しますが、ご覧のように深さは様々。
日差しの強い所ほど葉全体が赤味を帯びたり、濃い褐色の斑が
不規則に入るものをよく見ます。(2013.6 青森県A)

ヒメキンポウゲ-葉2

今年新たに芽吹いたと思われる小さな株も見られました。
(2014.7 青森B1)

ヒメキンポウゲ-葉2

匍匐枝を伸ばして増えます。
(2013.6 青森県C4)

ヒメキンポウゲ-匍匐枝2

ライナーに付く葉の基部から根を伸ばします。砂のない場所でも、岩のリスめがけて根を伸ばしています。葉まで数日沈水しても大丈夫のようです。(2013.10 青森県B2)

ヒメキンポウゲ-新株

芽吹いて少したった状態と思われます。葉は柄を含めて10-15mmくらい。
(2015.5 青森県B2)

ヒメキンポウゲ-群生
数m四方の密で大きな群落。オオシバナウミミドリと共棲しています。
環境が整えば、繁殖力は決して弱くないようです。
でもこの場所は2016.8に埋め立てられてしまいました。(2016.6 青森県C3)

ヒメキンポウゲ-春

水の中から芽吹いて間もないと思われました。葉はほぽ全て全縁でした。
(2016.5 青森県A)