ジョウシュウトリカブト

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
ブナ林に生えるサンヨウブシとそっくりですが、花が付かない葉腋に珠芽できます。
丈は50-170cm、茎の上部は垂れ下がる姿になることが多い。葉中部の葉は幅12-12cmで5-7中裂し裂片は卵形~卵状披針形、ふつう両面無毛、葉柄も無毛。茎も無毛。
花は散房状~総状に付き、3.5-6.5cm、雌しべは3で無毛または斜上毛があり、雄しべはふつう無毛、萼の外側、花柄も無毛。

 

2023.9.23 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花柄
  • むかご

ジョウシュウトリカブト-全体

沢沿いなど、高湿度環境に多いように感じる。
(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト

上萼片は僧帽状で嘴は長い。
(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト-花

雄しべは無毛でした。ふつう、有毛のことが多いとも聞く。
左に花弁先端の距の部分が見えている。(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト-花柄

花柄は無毛、萼の外側も無毛。
(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト

若い果実。花柱も無毛でしたが、果実(子房)には開出毛に加え、
腺毛またはT字毛のようなものが混ざっていた。(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト-葉

葉はやや腎円形、5-7中裂し、裂片は卵形~卵状披針形、鋸歯は粗い。両面無毛、葉柄や茎も無毛。花が付かない葉腋にむかごが出来る。(2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト

(2022.9 群馬県)