カザグルマ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
園芸種"クレマチス"の原種の1つ。
ツル性植物で、葉は羽状複葉、で小葉は3-5枚、卵形で鋭頭、時に2-3裂し全縁。
花は新枝の先に付き径7-12cm、花弁はなく、花弁に見える萼は6-9個、ふつう8個、狭倒卵形で先が急に尖ります。花色は白、又は淡紫色。

 

2023.6.7 更新
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カザグルマ-全体

花径が10cmもあり、遠くからでも余裕で開花は確認できる。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-全体2

雰囲気はクレマチスそのもの。ふつうテッセンより萼片が2枚多い8個ですが、
6-7個のものも少なからず見られます。(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-全体3

ヤブを這い上って5-6mの高さまで花を沢山咲かせていました。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-全体

周囲の木が伐採され、再びよく咲くようになりました。
(2018.5 千葉県A)

カザグルマ-全体5

新たに見つけた谷津田の片隅にあったもの。
(2018.5 千葉県B)

カザグルマ-花

花は新枝に付き、花弁はなく、萼片は8枚。時々、6-7枚のものも見られる。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-花2

1つだけ見られた萼片6枚のもの。
(2018.5 千葉県A)

カザグルマ-花3

雄しべは多数あり、花糸は扁平、葯は赤紫色。
(2017.5 栃木県)

カザグルマ-花4

花柱も多数、葯は花糸とほぼ同長かやや長いようだった。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-花5

咲き始め。萼裏面の中央付近は緑色。後に白くなる。
(2018.5 千葉県A)

カザグルマ

萼片の肋には通常3本程度の稜がある。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ

花柄だけでなく、萼片外側の、特に緑色部分に毛が見られた。緑色の部分には3-5稜見られた。(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-蕾

萼には毛が多く見られ、葉柄や茎にも見られました。
(2017.4 千葉市) <植栽>

カザグルマ

未熟な状態。クレマチスの果実と同じような姿と大きさで径5cmほどある。
(2023.6 千葉県C)

カザグルマ-実

熟すと線形の部分は長い冠毛状になって風にのって種子を飛ばす。
(2012.9 千葉県A)

カザグルマ-葉

葉は羽状複葉、小葉は3-5枚。
(2009.5 千葉県A)

カザグルマ

小葉は時に2-3中裂する。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-葉2

小葉は卵形で基部は円形、先は尖る。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ

葉表葉脈上や縁に毛が見られた。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-葉4

葉裏。軟毛が見られた。
(2023.5 千葉県C)

カザグルマ-茎

茎は次第に木質化し、毛が見られましたが、後にほとんどなくなる。
節には長毛が見られた。(2023.5 千葉県C)