キンバイソウ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
丈は40-80cmあり、高山でなじみのシナノキンバイより丈がかなり大きい。葉は円心形で3全裂、側裂片は更に2深裂して各裂片は菱状倒卵形、さらに3中~浅裂し、下部では長柄があり、上部は柄はないか、あってもごく短い。
花は枝先に3-5個付き、径3-4cm、花弁に見える萼片は5-7個で濃いオレンジ色、花弁は8-18個あり、線形、雄しべより長い

 

2016.2.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

キンバイソウ-全体

草丈が大きいので花が良く似たシナノキンバイとの区別は容易です。
(2010.8 霧ヶ峰)

キンバイソウ-全体2

(2012.8 山梨県 旧塩山市)


キンバイソウ-花

花弁に見えるのは萼、花弁は濃いオレンジ色のものです。
(2010.8 霧ヶ峰)

キンバイソウ-花2

花弁が雄しべより長いか同長、シナノキンバイは花弁が短い。
(2012.8 山梨県 旧・塩山市)

キンバイソウ-葉2

根生葉や下部の茎葉には長い柄があります。上部の茎葉は短柄があるかほとんど無柄。
写真は中間部の葉。(2012.8 山梨県 旧・塩山市)

キンバイソウ-葉2

葉は3深裂し、さらに裂け、しばしば5深裂に見えます。
(2010.8 霧ヶ峰)

キンバイソウ-実

(2010.8 霧ヶ峰)