クサボタン

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
雌雄別株。
丈は1mほどで茎の下部は木質化します。葉は1回3出複葉で長柄があり対生、小葉は4-13cmの卵形で3浅裂、鋭頭、基部はくさび型、不規則な鋸歯が見られます。
花は茎頂や葉腋から伸びる柄に集散状に付き、1.2-2cmの筒形で、雄花は雌花に比して少し大きい。花弁に見える萼は淡青色で全体に白毛が密生し、先が反り返って巻きます。花弁はありません。

 

2018.10.23 更新
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クサボタン-全体

よく群生します。
(2008.8 長野県・高ボッチ山)

クサボタン-全体2

この時期、山道を走ると、よく目にします。
(2016.9 長野県宮田村)

クサボタン-全体3

(2017.9 長野県 旧・長谷村)


クサボタン-果期

(2007.8 上高地)


クサボタン-花

(2014.9 福島県天栄村)


クサボタン-花2

(2017.9 青森県深浦町)


クサボタン-花3

よく見ると、花茎から萼にかけて微細な毛が見られます。花弁はありません。
(2007.8 上高地)

クサボタン-花4

(2014.7 青森県深浦町)


クサボタン-葉

3出複葉で小葉は浅く3つに裂けている・・・と図鑑などにありますが、
鋸歯も大きいもので、わかりにくいものも少なくない。(2007.8 上高地)

クサボタン-葉2

(2014.7 青森県深浦町)


クサボタン-茎

茎は微細な毛で覆われています。葉腋は節状に膨らむ。
(2014.7 青森県深浦町)

クサボタン-実

残った花柱には絹毛があり、果実が熟す頃に展開して風に乗って種子を飛ばします。
(2018.10 長野県軽井沢町)

クサボタン-他

主客転倒の写真。蝶はアサギマダラ。
(2017.9 静岡県金時山)