(型) オチクラブシ -ミヤマトリカブトの別形状-

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
ミヤマトリカブトの低山型。
ミヤマトリカブトのある山の山麓などにあり、茎は1-1.5mほど、林縁などで茎が斜上して先端がやや垂れます。中部の葉は幅8.5-15cm、多くが長さより幅が広く、5-7中裂し、裂け方はミヤマトリカブトより粗いものが多い。裂片は卵形~卵状披針形。
花は総状~円錐状に付き、雄しべは有毛または無毛、雌しべは無毛、花柄の毛は屈毛、萼外面にもまばらに屈毛が見られます。
分類上はミヤマトリカブトに含まれます。

 

2013.9.18 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花柄

オチクラブシ-全体

葉は3深裂~中裂。茎は斜上するか、水平からやや垂れ下がるような姿でした。
(2011.9 長野県白馬村)

オチクラブシ-全体2

白馬尻周辺で見られたもの。
(2013.8 長野県白馬村)

オチクラブシ-花

花柄の毛は屈毛。
(2011.9 長野県白馬村)

オチクラブシ-花2

雄しべの花糸は無毛。
(2011.9 長野県白馬村)

オチクラブシ-花柄

花柄の毛は屈毛。
(2013.8 長野県白馬村)

オチクラブシ-葉

葉は5深裂して側裂片が更に2裂、更に粗く裂けています。
(2013.8 長野県白馬村)