オオサワトリカブト

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
花柄に開出した毛があるトリカブトの1つ。富士山にのみ自生します。
丈が15-50cm、葉は3深裂し、側裂片は更に2裂、それ以上の裂け方は粗く単純裏面の脈上に開出毛があります。
花は少数が茎頂や上部の葉腋に付き、小型で雄しべは無毛、萼と花柄には開出した単純毛と腺毛が見られます。

 

2012.2.8 作成
  • 全体
  • 花柄

オオサワトリカブト-全体

まだ少し早くて、これ1つしかいませんでした。
(2007.8 富士山)

オオサワトリカブト-花

雄しべには毛がありません。萼の外側に毛が見られました。
(2007.8 富士山)

オオサワトリカブト-花柄

花柄や萼の外側に開出した毛が見られます。
(2010.8 富士山)

オオサワトリカブト-葉

葉は3深裂でさらに裂けています。
(2010.8 富士山)