シキンカラマツ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
この仲間では珍しく萼が早落せずに残り、ピンク色の萼と黄色い葯の取り合わせが絶妙の可愛い花です。
丈は0.7-1.5m。葉は3-4回3出複葉、小葉は長さ1-3cmです。
花は円錐状の花序に多数付き、花径1cm、萼片4はピンク色で楕円形、早落しない。花糸は細く、葯は黄色。

 

2012.2.8 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

シキンカラマツ-全体

丈は0.7-1.5mほどと意外と大きい。
(2010.8 長野県茅野市)

シキンカラマツ-全体2

茎は紫色を帯びるものが多いようです。
(2008.8 新潟県・旧妙高高原町)

シキンカラマツ-花

花だけで特定できます。色の取り合わせがすばらしいと感じます。
(2010.8 長野県茅野市)

シキンカラマツ-花2

ピンク色の萼片は早落しない。
(2008.8 新潟県・旧妙高高原町)

シキンカラマツ-花3

花期終盤で子房が大きくなり始めていますが、それでも萼は残っている。
(2007.9 長野県・旧戸隠村)

シキンカラマツ-葉

2-3回3出複葉。小葉は卵形~楕円形、基部は浅い心形で多少変形します。
(2007.9 長野県・旧戸隠村)

シキンカラマツ-葉2

小托葉はない。托葉はあるのですが、残念ながら失われていたようです。
(2008.8 新潟県・旧妙高高原町)