トゲミノキツネノボタン

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
丈は50cmほど、茎は基部付近でよく分枝し、断面は楕円状、まばらに長毛があるか無毛、長く斜上します。根生葉や最下の茎葉は単葉で大きく、ほぼ円形で3中~浅裂、先の鈍い鋸歯縁、長柄がある。それ以上の茎葉も単葉だが小さく柄も短い。
花は径1.5cmの5弁花で萼片も5で反り返る。萼や柄に開出した毛が散生する。集合果は径12-13mm、先端は嘴状だが鉤状にならず、痩果は偏平で中央部分が丸く淡色になり、その部分に刺状の突起が顕著。

 

2023.4.1 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2

トゲミノキツネノボタン

ケキツネノボタンと異なり、根生葉や下部の葉は3出状にならない。但し上部の茎葉では裂ける。(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

茎は基部付近で分枝し、斜上または匍い気味に長く伸びます。
(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

咲き始めたばかりの様子
(2022.3 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

果実に突起がある。
(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

花は径1.5cm、痩果の先端は鈍く見えた。
(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

萼裂片は反り返る。
(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

痩果はやや偏平で先は嘴状だが鉤状に曲がらない。両面の中央付近に丸く淡色の部分があり、刺状の突起が多数見られる。(2024.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

葉は目立つ大きな葉は根生葉または茎の基部付近に付く葉で、単葉、円形で3中~浅裂。
(2023.3 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

葉裏や柄に粗い毛があった。
(2023.3 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

茎にも開出した毛がごくまばらに見られた。
(2022.4 千葉市)

トゲミノキツネノボタン

春の芽出し。まだ2cmほど。
(2023.3 千葉市)