ウマノアシガタ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
根生葉の形が馬の足形に似るというのが名前の由来。
丈は30-120cm、茎や葉柄に開出毛が多く見られます。根生葉は長柄があり葉身は3-7cm、掌状に3-5裂して更に裂け、先は鈍頭~円頭、白い毛に覆われています。下部の茎葉は更に深く裂け、先がやや尖る。上部の茎葉の裂片は線形。
花は2cmで光沢があり5弁花。萼片に長毛が見られます。果実は球形。

 

2017.5.25 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 蕾2
  • 根生葉
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5
  • 果実
  • 群生
  • 冬姿

ウマノアシガタ-全体

多くは草丈は40-50cm、この季節の野の花としては丈があって目立ちます。
(2010.4 千葉市)

ウマノアシガタ-全体2

(2014.4 千葉市)


ウマノアシガタ-全体3

(2015.4 千葉市)


ウマノアシガタ-花

花弁も萼もしっかりあり、共に普通は5枚。
(2015.4 千葉市)

ウマノアシガタ-花2

萼もしばしば黄色味を帯び、開出した長い毛が見られます。
(2014.4 千葉市)

ウマノアシガタ-蕾

茎が全く伸びないうちから、蕾が露出していました。
(2017.3 千葉市)

ウマノアシガタ-蕾2

茎が伸びて開花までもう一息の状態。蕾には毛が密生しています。
この部分は萼。(2015.3 千葉市)

ウマノアシガタ-実

(2017.5 千葉市)


ウマノアシガタ-葉

葉は掌状に3-5裂、葉柄に長くて白い毛が密生します。
(2009.3 千葉市)

ウマノアシガタ-葉2

下部の茎葉。柄があり、3深裂~全裂し、更に裂けます。
基部はU字状になってやや茎を抱く。(2015.4 千葉県 旧・成東町)

ウマノアシガタ-葉3

葉表には非常に細い軟毛がありました(矢印)が、なかなか写らなかった。
葉裏は毛が多い。(2015.4 千葉県 旧・成東町)

ウマノアシガタ-葉4

中間部の茎葉。柄は短く3深裂。基部はやや茎を抱く。
(2015.4 千葉県 旧・成東町)

ウマノアシガタ-葉5

上部の茎葉は無柄で小葉は線形。
(2015.4 千葉県 旧・成東町)

ウマノアシガタ-実

果実は球形。
(2007.5 千葉市)

ウマノアシガタ-群生

(2010.4 千葉市)


ウマノアシガタ-冬姿

ロゼットの径は6-7cm、点々とあるはずなのに目立たず、しゃがまないと見つからない。
(2017.2 千葉市)