キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica var. pseudoaltaica

キクザキイチゲ

分類
キンポウゲ科 イチリンソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 落葉樹林内
地域
近畿以北
特記
 -
特徴
萼片が細く繊細で、雪どけの後、最初に咲き出す花の1つです。
丈は10-30cm、茎葉は3輪生し3全裂で小葉は羽状深裂先端は尖ります。茎葉の基部は幅が広く断面がV字状(鞘状的)。根生葉は2回3出複葉。
花は2.5-3cm、花弁に見える萼片は8-13枚で淡紫~白、希に淡ピンク。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
コキクザキイチゲ : 全体小型で丈は6-12cm程度、茎葉の小葉は披針形、花は径1.5-3cm。
アズマイチゲ : 茎葉の小葉が羽状に裂けない。
撮影
2008.5 新潟県笹ヶ峰  他

キクザキイチゲ

かつてシロバナキクザキイチゲと呼ばれていたものですが、花色は白~淡紫、希に淡ピンクといろいろ。 (2018.4 長野県白馬村)


キクザキイチゲ

花は茎頂に1つ。花径は2.5-3cmくらい、花弁に見える萼は8-13個。 花色は白~青紫までいろいろあります。 (2012.4 長野県白馬村)


キクザキイチゲ

茎葉は3輪生、それぞれ3出複葉で更に深裂し、細かい鋸歯があります。基部は少し膨らむ。 (2008.5 新潟県笹ヶ峰)


キクザキイチゲ

根生葉。1-2回3出複葉で小葉は羽状複葉。 (2015.3 東京都高尾山)