ウスギオウレン Coptis lutescens

2024.9.14 更新

ウスギオウレン

分類
キンポウゲ科 オウレン属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
3-6月 針葉樹林内
地域
埼玉 東京 神奈川 長野 山梨 静岡
特記
 -
特徴
丈は花期では5-12cm、果期は26cm。葉はふつう2-3回3出複葉でコセリバオウレンに似ますが、時にセリバオウレンに似た菊葉状のものも見られます。
花は両性で径1cm、萼片が黄色味を帯び、幅が狭く、長く伸びてよじれたり波打ったりします。花弁も黄色味を帯びるか多少紫色を帯びます。苞は長卵形で先が伸び、3裂。
本種は、広義オウレンには含まれない。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
コセリバオウレン / セリバオウレン : 丈は~30cmほど、花は径1-1.8cm、萼片は白色。苞は細い。
撮影地
2013.6 長野県八ヶ岳

ウスギオウレン

薄暗い針葉樹の森で見られるオウレン。一見ではコセリバオウレンに見える。 (2019.6 長野県八ヶ岳)


ウスギオウレン

花はすべて両性で、少し小さく径1cm、萼片が黄色みを帯び、長く伸びてよじれ気味であるのが特徴。苞も長卵形で先が伸びる。 (2013.6 長野県八ヶ岳)


ウスギオウレン

葉は2-3回3出複葉でコセリバオウレンやセリバオウレンに似ますが、小さい。 (2013.6 長野県八ヶ岳)