ハルカラマツ Thalictrum baicalense

2022.6.13 更新

ハルカラマツ

分類
キンポウゲ科 カラマツソウ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 湿った草地
地域
福島 栃木 群馬 埼玉
特記
絶滅危惧2類
特徴
栃木県北部を中心に狭い範囲に分布しているカラマツソウです。
丈は0.5-1m、茎はあまり分枝せず、横に広がりません。葉は2-3回3出複葉。小葉は1.5-3.5cmで先が切形、浅く3裂します。
花は散房状に付き、径8mm、小花柄は1cm以下、花糸は先が棍棒状に膨らみ葯より太い。萼は早落性。
果実は普通8本の稜が見られますが、ないものもあり、マルミノハルカラマツと呼びます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影
2010.7 栃木県  他

ハルカラマツ

茎はあまり分枝せず、全体のシルエットは横に拡がらない。葉は2-3回3出複葉、小葉の先は切形。 (2022.6 栃木県)


ハルカラマツ

花は散房状に付き、径8mm。 (2022.6 栃木県)


ハルカラマツ

葉は2-3回3出複葉、小葉の先は切形。 (2022.6 栃木県)


マルミノハルカラマツ

果実には8本の稜が入りる。但し若い果実では稜ははっきりせず、わかりにくい。 (2022.9 群馬県)