マグワ

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クワ科 Moraceae
養蚕業などで栽培されていたものの逸出。雌雄別株。
落葉高木で丈は6-15m、葉は8-15cmの卵形~広卵形で、裂けないものから3裂するものまであり、先は尖り基部は浅い心形、粗い鋸歯があります。
花は新枝の早きに付き、雄花花序は2-2.5cm、雌花花序は5-10mmで花柱の柄部は短く、先は深く2裂する。集合果は1.5-2cmの楕円形で黒紫色に熟します。はじめは先端に花柱が少し残りますが、熟す頃までにはほぼ見られなくなる。

 

2023.4.14 更新
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  • 実2
  • 葉2

マグワ-全体2

果実も沢山実っていました。
(2019.5 茨城県・旧水海道市)

マグワ-全体3

(2019.5 茨城県・旧水海道市)


マグワ-全体4

(2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)


マグワ



マグワ

花期の終わり頃。花柱の柄部はないかごく短く、2裂する花柱がほぼ子房から伸びている。
(2023.4 千葉市)

マグワ-実

黒くなると食べられます。ジャムにもできるそうです。
(2011.5 茨城県・旧水海道市)

マグワ-実2

熟した果実。甘味があって女性にはおおむね好評。が、酸味はほとんどなく、
私にはちょっと物足りなく感じる。(2011.6 栃木県 渡良瀬遊水地)

マグワ-葉

葉は卵形~広い卵形で先が尖ります。3裂するものとしないものが混じります。
(2011.5 茨城県・旧水海道市)

マグワ-葉2

(2011.6 渡良瀬遊水地)