ヌスビトハギ / オキチハギ

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
林縁だけでなく、畑の脇や荒れ地などでも見られる秋の花。
丈は30-120cm、葉は3小葉、頂小葉は4-8cmの卵形~長卵形で、側小葉は少し細い。小葉柄があります。茎は下部が木質化します。
花は枝先や葉腋から伸びた花茎に長い総状~円錐状に付き、長さ3-4mmでピンク色、果実はふつう2つの小節果からなります。
旗弁と翼弁が白いものはオキチハギと呼ばれます。

 広義にはヤブハギは含まれますが、ケヤブハギやマルバヌスビトハギは含まれません。

 

2021.9.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • オキチハギ
  • 同2

ヌスビトハギ-全体

林内などでふつうに見られます。
(2014.8 青森県深浦町)

ヌスビトハギ-全体

林内などでふつうに見られます。
(2016.8 岩手県久慈市)

ヌスビトハギ-全体3

(2021.9 千葉市)


ヌスビトハギ-花

花は約3-4mmくらい。
(2014.8 青森県深浦町)

ヌスビトハギ-花2

(2018.9 千葉市)


ヌスビトハギ-実

(2015.9 千葉市)


ヌスビトハギ-葉

(2007.8 千葉市)


ヌスビトハギ-葉2

葉は3小葉からなり、小葉は卵形~長卵形。小葉の中央より下が一番幅が広い。
中央より上の幅が広いものは、マルバヌスビトハギ。(2016.8 岩手県久慈市)

ヌスビトハギ-葉3

(2016.8 岩手県久慈市)


ヌスビトハギ-茎

久喜には稜が見られ、茎や葉柄には毛が見られました。葉柄の基部は膨らむ。
(2016.8 岩手県久慈市)

オキチハギ-花

旗弁と翼弁が白いもの。オキチハギ(f. decorum) と呼ばれるものです。
写真は多少ピンクがかっている。(2008.9 千葉市)

オキチハギ-花2

(2008.9 千葉市)