タマザキクサフジ 

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
クラウンベッチの名で知られ、牧草として移入、逸出拡散した帰化種。
ツル性植物。茎は1mほど伸びます。
葉は奇数羽状複葉で小葉は1-2.5cmの長楕円形で7-12対付き、葉裏は白い。托葉は小さい。
花は葉腋から長い絵を伸ばして10-20個、密に付き、長さ1cm、旗弁はピンク、竜骨弁は淡色~白色。

 

2023.3.31 更新
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タマザキクサフジ-全体

牧草地の周囲などで逸出していると聞いていましたが、都市近郊のありがちな荒れ地まで
広がり始めているようです。(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-全体2

(2018.8 千葉県四街道市)


タマザキクサフジ-花

花はレンゲを上品にしたような感じ。上から見ると、濃淡がリング状に並び、なかなか綺麗。
(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-花2

散形状ではなく、短く密な総状のような付き方。
(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-花3

(2018.8 千葉県四街道市)


タマザキクサフジ-花4

この写真は上下逆・・・下側が旗弁。萼裂片は尖っていました。
(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-実

(2018.8 千葉県四街道市)


タマザキクサフジ-葉

小葉は7-12対。葉脈の先が飛び出ていました。
(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-葉2

小葉柄はない・・・とされているので、気になり、他の方のサイトも見せていただきましたが、
それらしきものが少なからず写っており、とうなんでしょうか?(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ-茎

托葉は小さく、5mmくらいでした。
(2018.8 千葉県四街道市)

タマザキクサフジ

小葉は5-8個くらいとまだ少ない。
(2023.3 千葉市)

「日本帰化植物写真図鑑」、「新北海道の花」等では"小葉柄はない"との記述があります。

が、ここに掲載のものには、ごく短いながら明らかに小葉柄は見られました。
又、葉が確認できるインターネット上の他の方が撮影された写真でも、小葉柄があると思われる写真が多数ありました。

従って、この特徴を無視して判断しておりますので、ご承知置きください。