イタチササゲ Lathyrus davidii


イタチササゲ

分類
マメ科 レンリソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-8月 草地 林縁
地域
本州・九州
特記
 -
特徴
丈は0.6-2m、葉は偶数羽状複葉で小葉は4-8枚で楕円形~卵形、3-8cm、先から巻きひげを出してからみつきます。巻きひげは分枝します。托葉は大きく、1.5-3cm。
花は総状に10-30個付き、15-18mm、始めは淡黄緑色で後に褐色になります。萼裂片は筒部より著しく短い。果実は扁平な線形で無毛、8-10cm。
巻きひげなないものをヒゲナシイタチササゲ (f. kaiensis) と呼ぶ。
備考
エングラー : マメ科
近似種
 
撮影地
2019.7 長野県茅野市  他

イタチササゲ

この属では特徴がはっきりしていてわかりやすい植物。小葉が大きく、托葉も大きくてよく目立つ。花色の変化も独特。 (2010.7 山梨県三つ峠山)


イタチササゲ

花は最初は淡いクリーム色で、次第に枯れたような褐色になる。萼は全体に斜めに切れたような感じで、下側裂片の先は鋭く短く先が尖っていました。 (2016.6 岩手県岩泉町)


イタチササゲ

小葉は楕円形~卵形、2-4対あり、大きいものでは10cm近くありました。先端は巻きひげになる。葉裏は白っぽい。托葉もびっくりするほど大きい。 (2016.6 岩手県岩泉町)