コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina var. lupulina

2023.2.27 更新

コメツブウマゴヤシ

分類
マメ科 ウマゴヤシ属
植生環境
海岸 里
開花時期
5-7月 草地 里
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
丈は10-60cm、茎は匍い、後に斜上して立ちあがります。全体に毛が見られます。
葉は3小葉からなり、ふつう頂小葉に小葉柄があり、小葉は7-17mmの広倒披針形、先は丸いかわずかに凹頭。托葉は全縁若しくは2-3の鋸歯が見られます。
花は柄の先に20-30個程度が球状に付き、長さ2-3mm。果実は1つ1つ先が丸まるように半回転します。
備考
エングラー : マメ科
近似種

ウマゴヤシ : 果実は渦巻き状で全体に円盤形で刺がある
コウマゴヤシ : 全体に毛が多く、螺旋状に巻いて全体に球形、刺がある。

撮影地
2015.5 新潟県糸魚川市  他

コメツブウマゴヤシ

茎が長く地を匍って拡がります。初夏になると立ち上がって20-30cmになるものが多い。 (2011.5 千葉市)


コメツブウマゴヤシ

花はふつう20-30個集まって咲きます。茎や葉、萼、花序などに毛の多いものと少ないものがあるようです。 (2011.5 千葉市)


コメツブウマゴヤシ

果実の形は特徴的。表面に毛が見られますが刺はありません。時にネバリコメツブウマゴヤシ (var. glandulosa) と思うほど、腺毛が見られるものもあります。 (2015.5 新潟県糸魚川市)


コメツブウマゴヤシ

3小葉で、小葉の先は凹まず、上半分に鋸歯があります。 (2023.2 千葉市)


コメツブウマゴヤシ

托葉がほぼ全縁か、多少歯牙の見られるものもあり、先が鋭く尖ります。葉裏には毛が密生。 (2016.5 千葉市)