コモウセンゴケ

top
モウセンゴケ科 Droseraceae
食虫植物。
モウセンゴケより一回り小さく、葉が地面からあまり立ち上がらず、横方向に展開する傾向があります。葉身は2-4cmの広倒卵形で、葉身の2倍以上の柄があり、葉柄の幅は広く、基部より葉に近い部分のほうが広い。
花は5-15cmの柄の先に付くさそり形花序に付き、径約1cmの鮮やかなピンク色。花柱は3個で先が2裂。花茎や花柄に短い腺毛が密生します。

 

2023.5.27 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 葉2
  • 葉3
  • 芽だし
  • 芽出し2

コモウセンゴケ-全体
丈はせいぜい10cm程度。
晴れているからといって咲くとは限らず、何かのきっかけで一斉に咲きますが、きっかけはわからず、開花が見られないこともしばしば。(2023.5 千葉県B)

コモウセンゴケ

(2023.5 千葉県B)


コモウセンゴケ-全体3

(2023.5 千葉県B)


コモウセンゴケ-花

(2023.5 千葉県B)


コモウセンゴケ-花2

さそり花序です。花序柄や花柄に短い腺毛が密生します。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

コモウセンゴケ-花3
花色は綺麗なピンク色。
朝から晴れないと開かないことも多く、風が強い日も開かないか、閉じるのが早い。花柱は3つでそれぞれ基部で2裂。雄しべ5本(2007.7 千葉県・旧成東町)

コモウセンゴケ-花4

萼は狭卵状で、短い腺毛が見られます。
(2014.7 千葉県 旧・成東町)

コモウセンゴケ

花序は分枝しませんが、稀に見られたもの。
(2023.5 千葉県B)

コモウセンゴケ

葉の長さは2-4cmほどで、あまり立ち上がらない。
(2023.5 千葉県B)

コモウセンゴケ-葉2

柄の幅がモウセンゴケより広く、典型は、柄の幅が基部より先端のほうが広い。
(2007.4 千葉県・旧成東町)

コモエセンゴケ-葉2

(2023.5 千葉県B)


コミウセンゴケ-芽だし
前年のロゼットの上に芽吹いていました。
2株あり、右下はおそらく1-2日経過後、左上も5日前には跡形もなく、その程度で成長したと思われます。(2013.4 千葉県 旧・成東町)

コモウセンゴケ-芽出し2

ロゼット径1cmあるかどうかで、立って見ると赤い点にしか見えない。
(2015.4 千葉県 旧・成東町)