ナガエノモウセンゴケ Drosera intermedia


ナガエノモウセンゴケ

分類
モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
植生環境
開花時期
7-9月 (?) 外来種 (欧州・北米原産)
地域
外来種
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
モウセンゴケとの自然交配が危惧されており、外来種問題の現在進行形の象徴種の1つ。
短い茎が立ち上がり多数の葉を付けます。葉身は1cmほどのヘラ形で長い腺毛が密生し、基部は細まって3cmほどある長い柄に続きます。柄はほぼ無毛で断面は円形に近い。
花は5cmほどの柄にサソリ形花序に付き、モウセンゴケに比して大きく、雄しべ5本で葯は黄色。花柱は3つでそれぞれ2裂。
備考
エングラー : モウセンゴケ科
類似種
モウセンゴケ : 葉身は卵状円形、基部に茎は見られない。花は小さい。
撮影地
2014.8 茨城県小美玉市

ナガエノモウセンゴケ

花はモウセンゴケの2倍ほど、さそり形花序に付く。 (2014.8 茨城県小美玉市)


ナガエノモウセンゴケ

花弁が萼の2倍以上の長さがあり、葯は黄色。花柱は3つあり、 それぞれ基部から2裂。雄しべは5本。 (2014.8 茨城県小美玉市)


ナガエノモウセンゴケ

葉は柄が長く、葉身はヘラ状。 (2014.8 茨城県小美玉市)


ナガエノモウセンゴケ

明瞭な茎があり、長いものでは5cmほどあり、そこから多数の葉が伸びています。葉柄の断面は円形に近い。 (2014.8 茨城県小美玉市)